10月12日の活動報告

  • 活動内容:AM 脱穀、さと☆ぼら講習脱穀・わら細工
         PM 草刈、倒木注意の看板設置
  • 参加人数:さとたん25名
         「さと☆ぼら」)講習生8名
         NPO法人三浦半島生物多様性保全1名
         横須賀市1名

今日の沢山池

秋です
荻の穂が沢山池の水辺で揺れていました。 
荻の葉のそよぐ音こそ秋風の 人に知らるる はじめなりけり 紀貫之 (拾遺和歌集しゅういわかしゅう)

ラジオ体操、ミーティング後、活動場所へ移動です

脱穀作業です

3段に稲架掛けした稲束が約1時間で脱穀、25㎏の袋に7袋収穫出来ました。

「さと☆ぼら」)講習生は伝統の農機具「足踏み式脱穀機」と「唐箕とうみ」で脱穀ともみ殻の選別をします。
脱穀したわらをを使って縄と正月のしめ飾りの作り方を教えてもらいました。

さと☆ぼら講習生で、横須賀市で民謡歌手として活躍している和田みち子さんに「米節」を歌って頂きました。
今回までの講習で農作業と農民の気持が理解でき、民謡に込めて歌うことが出来ますと話してました。

足踏み式脱穀機
逆V字型の針金を埋め込んだ円筒形のこぎ胴を人力によって回転させ、そこに稲や麦の束を押し付けることで穂からもみをこそぎ落とす。踏板と歯車をクランクで連結し、上下運動を回転運動に変えています。現在の脱穀機も基本的な構造は同じです。
唐箕とうみ
風の力でもみとそれ以外のワラなどを選別する農具です。籾を供給するための漏斗(ろうと)、手回しハンドルで羽根車を回転させて風を送る起風胴(きふうどう)、選別風胴(せんべつふうどう)、そして選別口からできています。

親子田んぼのもち米を脱穀しています。稲の量が少なかったので約20分で脱穀終了、25㎏の袋に3袋収穫出来ました。。

午後の自主活動

サワガニ河原の側にあるオオシマザクラの太い枝が半分折れて、落下の可能性があります。子供たちが河原で水遊びをするので注意喚起の看板を設置しました。
高枝切りチェーンソーでも届かない高さで、ツルも絡んでいます。すぐには落下することは無いと判断しましたが対策を検討します。

沢山池の花情報

ツリフネソウが色々な所で咲いています。

ツリフネソウ
細い花柄の先につりさがって咲く花の姿を釣船にたとえたもの。
出典:なずなさんのHP「花の家